おぼんろ
前のめりに 下を向いて歩く姿 顎を引いて 睨んでいるような目つき 少し持ち上がって いかった肩 心に怒りを秘めた “トラワレ” それでいて、 ちょっとでも、目が合ったり、話しかけられたら、自分自身で作り上げた世界が崩壊してしまうかのような 今にも目か…
ごめんね、ツミ。 ツミにとってはあの日出会ったあのひとはツミにとってはヒーローだったんだよね 前回はそこの気持ちをすくえなかった 彼は助けてくれたヒーロー ツミが不幸の絶対量の話するとき、子供時代に扱われた経験と、更なる不幸の出来事を話すとき…
登場時のコワレッぷり 時間をしっかりかけて、高橋倫平さんの身体能力を生かして、ビックリ強い印象を与える登場シーン。縦横無尽 満載でどんだけ壊れているのか言わずもがな伝わりました。 走り抜けるとその後に残り香のように、色が落ちていく感じがしまし…
ネズミ すごい人気ありますよね。わかります。 嘘です。最初理解出来ませんでした、すみません。 初演時、全く好きではない人物(人?)でした。嫌いっていうか近くに近寄りたくないタイプ。家父長制の父タイプ。 それが、初演後のかんざきさんのこのブログ記…
演出って、すごいですね! 魔物みたい!変幻自在 新しく増えたり、変更された「演出」 舞台美術を伴うものもあれば、演者の能力を遺憾無く発揮したもの、細やかな部分、台詞の微妙な違い、切替のワンクッション ケレン味溢れるもの、最後の最後の声‥‥ 繊細な…
再演となる2018年 風薫る5月 またまた、東京は葛西臨海公園の汐風の広場に特別に建てられたテント その名も キャガプシーシアター! 去年の初演時には初日と平日マチネ公演に参加。(過去記事に数頁ありますのでよろしかったら読んでみてくださいませ) 今回は…
こんにちは昨日、 おぼんろ第十六回本公演『キャガプシー』 参加して来ました。 私事ですが、受けた感動や衝撃や衝動、印象等を文章に落とし込むのは全くの沈殿してからタイプでして、咀嚼して呑み込んだり、吐き出したり。醗酵したり、腐ったり。なのですが…
タワゴト(戯言) なんだかキャガプシーの一員の名前みたい! 私があの中のひとつのキャガプシーだったらなんて名前かな?大体、名付けてくれる人形師からつくられるかしら 犬のブリーダーは情が移らないように、番号で仔犬達を呼ぶらしいし 今回は本当の本当…
1年前(2016年)の今頃が『ヴルルの島』! かなりビックリ!時の過ぎ去るはやさよはやさよ キャガプシーについても遂にラストかな? 今回は衣裳絡め役者について諸々 どこからどこまでがが皆さんから頂いた要らないものの贈り物で製作しているのかわかりませ…
今年2017年 たまたま、無料の配信で観た映画から始まって 『ブレードランナー2049』映画館(レプリカント製造の会社を引き継いだCEOは盲目) 『ブレードランナー』(レプリカントの親は子に目を潰される) 『メッセージ』映画館 『トランスフォーマー』初期シリ…
アレヤコレヤの雑記 考察 推測 妄想 (雑多なごった煮です) 初日は、鬼下ろしでおろした大根おろしみたいに 粗いなと 練習不足かなと 物語中テントが開く側に座っていたので、 1、ネズミの髪の毛がウナサレ制作時に混入がわかりにくい 2、なんでネズミは特別…
だだっ広い芝生の上の色とりどりなテント 陽気な音楽が流れてポップにカラフルなプラチナシルバー頭の子がお出迎えをして一人一人と握手をして迎えてくれる その人物がおぼんろ主宰 末原拓馬氏 劇団おぼんろの作品は全て彼の作・演出 口がうまく 人心掌握術…
前回のブログ記事を受けての続き) 『キャガプシー』の一番の見せ場の後のラストシーンは、 どエライ級の「戯曲」「演出」「演技」でした。 人間社会からの抑圧 男性への、頼れる存在への依存 一人のさみしさに耐えられず誰かにいてほしい すごいこの部分 32…
劇団おぼんろの主宰であり劇作家、演出家、兼語り部(役者) 末原拓馬氏 彼の考えと想いから、今回の『キャガプシー』はチケット発売前も後もあらすじの一切を公表しませんでした。 終演後の彼の公式ブログにてそのことのこだわりが語られています → https://a…
特設テントについて 劇場として 状態と機能 夜と昼 全く違う顔を見せるテント 暗闇の公園に異質なピンク、黄緑、真っ青な人工の照明に照らし出されたサーカスとも見世物小屋ともつかないテント 白いテントは周りを闇とも昼間の太陽とも調和した色とりどりの…
劇団おぼんろ 第15回本公演 『キャガプシー』 2017年11月8日(水)~12日(日) 全9公演 @キャガプシーシアター 葛西臨海公園 汐風の広場 特設テントにて 高度成長期あとには公害問題、特に東京に身近だったのはゴミ問題 何処に捨てるのか 東京湾の埋立地の一部…