アレヤコレヤの散文 あたまのなかの引き出し ソレトこれがつながる

東京台東区にて 煙夕空

あやめ十八番『三英花 煙夕空』

 

妖艶で謎解き(殺人事件起こる)があって

大正時代と言えば…

やはり、思い浮かぶのは江戸川乱歩夢野久作

 

風?!なのかしら?

 

とイメージ、人に説明やおすすめするならこの辺りの人物キーワード伝えがち

 

いやしかし、じつのところ

横溝だよね、横溝正史

 

前作の『ダズリング=デビュタント』

     ↑

(ダズリング家娘の社交界デビュー の意)

日本画バージョンの医師役がまんま金田一耕助でした。

 ガスパール医師下駄履いてた。

 

 

今回も、とっても横溝!と感じたのが、

『動機!動機!!動機ーーー!!!』

 

とおっしゃっていたように、

 

きちんと凝った演出をてんこ盛り盛りに魅せつつ

 

物語は、謎解き形式で事件の全貌を明かすかたちで進み

そして、キチンと何故(お話が)そうなるのか

動機も描いてる

 

なので、快楽殺人とか美意識とか、自己愛、性癖とか

そっち描きそうな雰囲気のある劇団ですが、

 

人を描いている

 

 

 

とは言っても、これが一筋縄ではいかない

 物語(戯曲)も、眼の前のお芝居(演出)も。

 

 

四人芝居と銘打っておりますが

生演奏の音楽家、演奏家の吉田能(たかし)さんが

演じる演じる、声でも動きでも大活躍

 

あれ?

でもこのお話トータル何人出てきた?

 

 

 

 

薄暗い、ジメッとした夏の終わり秋の始め

曼珠沙華が咲くお彼岸の頃に

たくさんのお寺とお墓のあるまちで

 

劇作家の何気ないお芝居前口上から地続きに始まる

 

愛され上手で

可愛らしくて

一途で

でも遥かに命が長い

ある意味、ぞんざいに扱われると

淡く脆い

 

そんなものたちの声を聴くことができる

貴重で

贅沢な

お芝居でした

 

 

平櫛田中邸アトリエにて

28 09 2017

 

 Copyright © selfish All Rights Reserved.