アレヤコレヤの散文 あたまのなかの引き出し ソレトこれがつながる

あやめ十八番『三英花 煙夕空』3

あれれ、三つ目に突入

 パート3

 

演者と演出についてあとすこしだけ

なぜならば、今回は映像化しないそうです。

つまり、あの凝りに凝った演出

その人(骨董品?)にしか見えない役者の演技

記録としてでも観ること叶いません…叶わない(涙涙

 

 

何役 こなされました?の音楽家 吉田能さん

十本脚の蜘蛛 棕櫚

声がおしゃまんべさま

大好きなのよああいう明るい地獄声

 

生の楽器、音響演奏に電灯のスイッチ操作

西田刑事

お嬢様の恋人役の当て声(すごく格好よかった)

 

再度、何役 こなされました?

 

 

 

役者は頭いいなあ

記憶力、体力、発声、気転、情緒

役を作り上げる引き出しの多様さ

感受性

 

 

 

島田大翼さんはパート2文中で述べたので割愛 軽くね

お着物、雑に扱うところお似合いでした

表情が豊かで無い という役

本当に目死んでた

 

 

 

 

 

楽しみに見に行った相手、もう一方

ミュージシャンず、ミュージシャンというようなイメージの人

役者ず、役者

村上誠基さん

褒めている同業者の多さ!

前回のあやめ十八番『ダズリング・デビュタント』西洋画版での

憲兵

ガスパール医師と双璧の見事な憲兵でした!

 

今回は

手で触れる事出来そうな位置で壺が正座しているんだけど、壺が、静かに静かにわなないていた…

 

同調性っていうのかな 演技論等知らぬ素人なのでわからないのですが、

壺なんだよね。(正式には、三彩梅花文六耳壷)

 

だから、お嬢様の恋人役の時は傀儡的でよかった。

壺だからね。私にとって。

 

 

 

 

金子侑加さん

あやめ十八番の看板女優!

 

私が初めて舞台で拝見したのが、『霓裳羽衣』のアフターライブ時、突如現れマライアキャリーのクリスマスソングを高らかに歌い上げ颯爽と退場したお姿。歌いきっていました。

『ダズリング・デビュタント』

西洋画版では堂々のダズリング夫人

日本画版では“ガスパール金田一耕助”医師

 

台詞量といい同日二本立てで観たので、役の切り替えといい

ただただ、唖然

 

今回は やつれたような 血の気の無い(幽霊画) お駒

連作の末娘だそうで、気の利く器量よしの幽霊画

 

最後のシーンのラストショット、

何の動作をしたのかしら?と右手の形が気になって見つめていました。

 

時は移り、いわれのある骨董品三宝の説明で具体的に何が起こったのかわかるのです。

 

なるほど、なるほど それであの手の形

指先まで、ぎりぎりの緊張を表現してました。

 

 

 

唯一のお初の俳優

小口ふみかさん

もーうピッタリ にっかり!

 

外資の受付にいそうなスラッと長身、小顔で、はっきりとしたお顔立ち

声も張りがあって、澄んでいて 元気一杯

あの役、刀は男性名詞か女性名詞か言ったら男性だと思うの

“にっかり平左兼正”

つまり、男性俳優でも成り立つ

と言うより、男性役?じゃない

 若い男性

(俳優は老若男女役出来ると思いますが、この戯曲と狭い舞台の場合)

 

この配役があやめ十八番らしさが出てたなと観た後にじんわり来ました。

  

小口さんの年齢知って、お若く驚いた 溌剌ピッタリ

若いには勿論理由あり。しかも名刀の刀役だけど、

飛び出しナイフみたいに生きがいい!

 

  

多数人の当て声もされていて、

中でもお嬢様の逢瀬時の声がもう

愛らしくって愛らしくって

でも、少し素っ頓狂で

恋に盲目的なところに入れ知恵されたんだろうか?

元々狂気を孕んでいたのか

 

 

 

 

本当に 設定≒戯曲 と 演者≒演出

が面白い

 

 

 

東京公演 そんなに広くは無いアトリエは

ほぼ正方形で、天井だけが 上に伸びて高い

六面体のようで

 

蜘蛛の棕櫚の手の影絵、切り絵を使った影絵

スポットライトのようなアトリエの既存の照明

 

そこに、声が重なり、効果音のような音響・音楽が響き渡る

ただただ贅沢な観劇体験でした。

 

 

 

 

 

 

残念ながら、終演後一目散に帰途に着いたため、茶の間で戯曲(上演台本)販売に気付かず 手に入れそびれました。

いつか購入出来ると良いな。

 

(なので、うろ覚えで思いだし記述なので、勝手な独自解釈です。よろしくお願いいたします。)