アレヤコレヤの散文 あたまのなかの引き出し ソレトこれがつながる

東京江戸川区にて『キャガプシー』2017年

劇団おぼんろ 第15回本公演

『キャガプシー』

 

2017年11月8日(水)~12日(日) 全9公演 @キャガプシーシアター

葛西臨海公園 汐風の広場 特設テントにて

 

 

高度成長期あとには公害問題、特に東京に身近だったのはゴミ問題

何処に捨てるのか

東京湾埋立地の一部がゴミの島、その後夢の島と呼ばれていました

その“夢の島”と“魔法と夢の王国”の間に挟まれた東京都立公園

 

 2017年11月

葛西臨海公園、観覧車と水族館、遊覧船の発着地

ひらけた空には羽田へむかう飛行機、その向こうに目をこらせば横濱、目の前の海を船が行き、緑の芝生の上にはバドミントンのカップル、昼寝の人、ベンチに座って新聞を読む老人、釣竿を提げている人、森ではBBQの学生達

 

そんな光景が1度に見渡せる、公園内の“汐風の広場”に現れた白くて、遠くで見ると四角くって、真直で見ると丸いカーブが美しい、とんがり帽子屋根の特設テント

その名も、

“キャガプシーシアター”

 

東京の小さな小さな劇団がゼロから、お芝居をするためにこのテントを建てました。

たったの5日間。その為だけに、誰かの模倣・踏襲では無く、人工の海っぺりの土地に白いテントを建てました。

実現させたのは、

“劇団おぼんろ”

いわゆる日本の小劇場の世界に属する劇団

 

いつか、自分たちの専用劇場を建てると宣言していました。

それは、自己満足な気持ちとサイズで成り立つモノを目指すのではなく、日本での影響力・存在感を合わせもつ団体になった上での専用劇場ということ。

 

正直、今回のキャガプシーシアターはまだまだその立位置には居ません。

しかしながら、白いテントに皆から要らないモノを集めて装飾を施したキャガプシーシアターは、全くおぼんろの存在を知らない人達や、お芝居を観なれない人達をも巻き込んで夢のようなひと時を過ごし、跡形もなく消えたのです。

 

皆のこころに様々な色々な想いを残して。

 

 

これは、観ている間だけかかる特別な魔法じゃない

さあ、ここから始まってこれからも続く

これは“ワタシの物語”