アレヤコレヤの散文 あたまのなかの引き出し ソレトこれがつながる

『キャガプシー』特設テント体感 2017年

特設テントについて

劇場として

状態と機能

 

夜と昼

全く違う顔を見せるテント

 

暗闇の公園に異質なピンク、黄緑、真っ青な人工の照明に照らし出されたサーカスとも見世物小屋ともつかないテント

白いテントは周りを闇とも昼間の太陽とも調和した色とりどりの布で被われて

正面に公演タイトルの横断幕

小豆色のカーテンがほんの少し開口部を開いて皆を受け入れている

 

初日ソワレ

11月夜の臨海公園は暗闇に包まれていて

持参したLEDの小型懐中電灯が役に立った

キャガプシーシアターの芝生に踏み入れるとき、足元の側溝に足を取られて転んだ

  

 

寒さ対策

テント公演観劇が初めてでは無かったのでフル装備用意

季節には早い)ダウンコート

ストール

マフラー

手袋

腹巻

カイロ

座布団

レッグウォーマー

上履き

暖かい靴下

防寒シート

お湯入り水筒

 

これらのお陰で、お腹が冷えることも無く観劇

初日はパイプ椅子席に座れたので、地べたから来る冷気に触れる面が少なく寒くてお芝居に集中出来ないということはなかった

周りでは途中で上着など羽織って居る人がチラホラ

桟敷席は下からの寒気が容赦なかった模様

 

照明が付かない時の暗闇は天然の暗闇

初めての体験

語り部の白い息が吐き出されるのも

なかなかない体験

 

 

昼は晴れ日が殆ど、雨の日が無くて良かったが、海からの強風で安全確保の為2日目の昼公演を中止

この公演はイイネ公演、この日のこの時間しか足を運べない人にはとても無念

 2日目の昼以降、補強の防風対策と防寒対策されて、外から見ると四面色とりどりだったのが、テントの幌が無かったある一面に幌が設置され、夜公演には石油ストーブが追加されたもよう

 

初日の夜公演はある一面が布のカーテンだけで、石油ストーブの燃える音も匂いも無かった

 

 

マチネ

3日目昼この日は桟敷席へ

眩し過ぎる太陽で風も凪の日、白くて大きな屋根のテントのしたで見るお芝居

レフ板のように柔らかく光があたり語り部も参加者も美術もうつし出す

ハエが飛んでいたり、目の前のシート上を虫が歩いていて、芝生の上の特別なテント公演

 

盲点だったのは地面が平でないこと

中央の十字の交差点方向を向くと(メイン舞台)お尻が坂の下のほうにくる場所

つまり足先の方が高いところ

平均感覚が影響される人にはつらい

 

昼の照明

照明効果が効かないが、照明はもちろん当てられていて

スモークもたかれていた

昼の白いテント公演に参加してみて、初めて気付くことある

いかに照明の演出が効果を生み

物語の理解を深め、話をリードしてくれるのか

スポットライトが当たれば、そちらに顔をむけるものだと 

 

 

場に映えて溶け込むテント

太陽の元で見るキャガプシーシアターテントは広く遮るものがない青空に白いトンガリ屋根と色とりどりの側面が緑色の芝生に映えて可愛らしいショートケーキのよう

 

夜のキャガプシーシアター内は青い水玉の照明が天井に映し出されていて昔の森永アイスクリーム“宝石箱”を思った

 

ノイズ

個人的に気にならなく、余り印象に残らなかったのがテント外からの外部音

他の参加者Twitter拝見すると、

風の音、鉄骨の軋み、はためく幌、園内放送、花火の打ち上げ、虫の音、飛行機、遊ぶ声、子供の声etc

わたしは昼の船のモーター音と発電機の唸りが耳に残った

重低音に響く音

 

初めての挑戦に対して参加者として思うこと

想定外の風の強さや寒さだったのでしょうとは思いますが、

プレ公演回を設けても良かったのではと思う