アレヤコレヤの散文 あたまのなかの引き出し ソレトこれがつながる

キャガプシー あれこれ 2017年

1年前(2016年)の今頃が『ヴルルの島』!

かなりビックリ!時の過ぎ去るはやさよはやさよ

 

キャガプシーについても遂にラストかな?

今回は衣裳絡め役者について諸々

 

どこからどこまでがが皆さんから頂いた要らないものの贈り物で製作しているのかわかりませんが、色味がとっても良かった。物語内でも「色」は重要なキーポイント。

 

好きな色は?と問われたら、この世のすべての色。と答えていた私にはとても興味深かった。(ちなみに今は、光があるから色がみえるのと、人によって見えている色が違うという事もあるので、好きな色、という問いはナンセンスな気がしている)

 

おぼんろは今回のキャガプシーではいつもと違い、開場のオープン時から役の衣裳をお披露目してた。(何時もは、全員が全身頭から足の先まで真っ黒のフード付きのロングコートを着てお出迎え)新鮮でした。

 

ツミ ある意味この物語で唯一の人

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 彼女は秋らしいボルドー、ワインカラーの寄せ集め。

これが色味の統一感と上半身は和装気味(衿元とお袖がキモノ風)、ウエスト部分が、帯のような太めのベルトでキュッと絞って、スカート部分は幾重にも生地違い柄違い素材違いが重なって、でも重苦しくないふんわりロングスカート。

とても素敵なシルエットでした!

 

わかばやしめぐみさんは小柄で華奢なのですが、更に薄い筋肉で引き締まっていて、ウエストのくびれが誇張されたこの衣裳とってもお似合いでした。

 

髪型も含め、強い三角形が三つあるようなイメージ。

第一印象は山口小夜子さんみたい!と思いました。Twitterでは、中森明菜さんのディザイアーみたい。というのもあって、確かに細いパンプスにタイツだとそうかもでした。

 

めぐみさんはダンスをやってらした人なのかな?さりげない所作がきれいなのです。特に腕と手。あと、立ち姿。

姿勢がいいのはもちろん、脚がスクッと踵から立ち上がってる感じ。なので、ゴツめで乗馬用っぽいツミのブーツが役にも衣裳にもテントにもピッタリあっていて素敵でした。

 

めぐみさんは魅力溢れる役者だなと毎回思う。2回観るチャンスがあるときはついついめぐみさんが良く観られるポイント席を選んでしまう。

キャガプシーの物語観た後だと、ツミの色は血の色なのかなぁと思ってしまった。

 

 

ネズミ なのに黄土色

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すごく凝っているなぁと思ったのが、背虫の部分、肩の部分にあんこで盛り上げています(フードが付いていてそんなに強調されていませんが)、全体の形が表現しにくい逆樽型なオーバーコート。背虫男といえば一定のあるイメージ。ノートルダムの背虫男に、ロッキーホラーピクチャーショーでのリフラフ。奇形。ネズミはゼンマイ仕掛だな

 

さひがしジュンペイさんはゴベリンドンの時のザビー婆さんが私はお初にお目にかかったのですが、ザビーさんは腰が半分くらいに曲がっていて、傘を杖代わりについていました。

 

今回のネズミはそういう造詣の部分は無く、話芸(?)というか、語り方のバリエーション、台詞の魅力でみせる印象を受けました。ネズミって調子がいい奴なんだよ。横柄だったり気分屋だったり。目の前にいる相手の事、軽くあしらうの。

 

超個人的感想言うと、髪型はあれじゃない方がいいと思う。第一印象が人気の無いキャバ嬢みたいと思ってしまった。疲れた感じの。あと、お顔の輪郭がさひがしさんシュッとして顎のラインがきれいだからそれ見えたい。髪の毛が邪魔してお芝居見えにくいとこもあったし。

希望はお団子ヘアー。カッコイイちょんまげ(前髪少しハラリ気味)。似合うと思うな、さひがしさん。知的な感じがネズミに合うし。

 

あと、足首が生だったのがチラ見えしてビックリ、寒かっただろうなぁ、足元から冷えるから。

 

 

ウナサレ 長身は栄えるである

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スレンダーで180cm超えの藤井としもりさん

ヴルルの島のアゲタガリが役も衣裳も動きも話し声も話し方も、としもりさんならではの魅せる役だわ~と思っていましたが(ルドベルの両翼もならではなんだけど)、初日の開いたテント入口のカーテン奥、白いレースの真っすぐな足らしきものが見えて、上に視線を動かして「飾りのマネキン?」と思ったら、人間だったの(これも物語観た後だと感慨深いわ)。長い、脚の部分が。

 

また、上半身も素敵なこと素敵なこと。ブルーの真っ直ぐなロングヘアー、レースの丸衿のブラウス。ブラウスよ。腕部分も総レース、また、手首とカフス部分が細かく凝っているの。シルクかなナイロンかな?指し色、赤が入ったスカーフ胸元に付けて。

1番のお気に入り部分ビスチェ、目が何度も追ってしまった。深い紺色の表がベロアの光沢、後ろが生地違いで丁寧にタックを入れて身体のラインにピッタリ添っていて、お尻の辺りが燕尾服みたいに長い。その柄が龍に赤色、髪型もだけどどことなく中華大陸の香り、三国志?っぽい。本当オーダーメイド感満載。

 

としもりさんは私的にはMr.完ぺき。

ルドベルの両翼、トシモル。台詞、動き、ぶれない、全然ぶれない。完ぺき。

私の観劇歴と量がどれ程か、観察眼、感受性など計りかねますが、こういう役者は他で観た感じが無かった。

逆に「人間味がないな」と思ってしまった。トシモルもクールガイだからそれはそれで有りなんだけど。ヴルルの島アゲタガリ、逆手に取ったような役。受けました!コミカルさがとしもりさんならでは!イケボがまさかのオールファルセット!

そして、今回キャガプシー!のっけから人間味あふるる「ア"ァァ-ア"ァァァ-」

孤独な戦士が光を見つめて、戸惑い、変わり、受け入れる。

もうね、これまた役と役者の相性がいいですよ、ピッタリです。

 

スラーリ、ユラユラ。ぴーんと張り詰めた糸じゃなくて、緩みと柔らかさのあるマリオネットのイメージでした。

 

 

ウナサレ はい、天使!
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おぼんろ主宰 末原拓馬さん

陰と陽  月と太陽  純粋と邪悪  無知と悪意…

観てきた作品は振幅がだいたいどっちかの役柄、前回ヴルルの島ホシガリは陰でしたねぇ(根っこは置いといて)。

今回キャガプシーは衣裳からもわかる通り、黄色水色ピンク色紫色、シルバーブロンドのおかっぱ!天使ですよ。

ウナサレはパペット(黒子が下や後ろから棒で手足胴を操作する)みたい ひょっこりひょうたん島 ワーイワーイ感♪

 

衣裳がこれまた、とっても可愛い☆七五三の三歳の御祝いが男の子にもしもあったら着せたいような、平安風なパッチワークの上着。フードとポッケとチャックが付いてる。

ズボンは本当は薄く溶いたような紺色のダボダボ。彼の愛用のズボンの形ですね。足元は今回は靴!着用。寒いですから。左右違いで、意外と現代お洒落靴がウナサレに似合っていました。

 

個人的高ポイントは上着。パッチワークなのに生地の質感が合っていて薄くて軽やか、長い袂の下の纏め方、ドウナッテイルノ?そして、色。ハギレの色に対して裾部分がペパーミントグリーン!この色合わせした方凄い! 

 

裾の部分にあんこが入っていてうねるラインが出てる。

これは、ツミの上着裾部分もそうだし、ネズミのオーバーコー裾部分も(フードも3人)同じ。

ツミとネズミの合作感が表れていて、くぅっ、となる。(ツミの父ちゃん作のトラワレにはこの3人との共通点が無い、全く別のスタイル)

 

今回キャガプシーでは、拓馬さんは主役という感じでは無くて(感じ方に個人差あると思います)、他の3人を引き立てるような、魅せるための狂言回しのようだな~と感じました。

キャッチャーみたいな。相手を受けて、より良いものを引き出す。とは言いつつ、目茶苦茶きれいで格好よかったです。(ホシガリのメイクアップが恐くて仕方なかったからウナサレラブリーで本当良い)

 

 

あと、 

他者の解釈考察

おぼんろは演劇評論家の人が文章書く機会がないので(多分)、皆さんの考察(Twitter)が勉強と刺激になります。あとブログ(長文、ネタばれ?あらすじほぼ開示)。

 

Twitter呟きでは、

・ラストシーンのネズミが顔右頬に青い染料を塗るについての考察

→泣けないキャガプシーの涙

→色のないネズミが色を着けた

なるほど!そうか、そうだそうだそうだ!でした。

私は映画『気狂いピエロ』?しか思い浮かばなくて、えっ自爆するの?など余計な事考えてしまった。

 

・おぼんろからのキャガプシー公演案内DMの塗り絵について(グレー地に塗り絵付きのハガキ)

→この時点でキャガプシーの物語に参加始まっていた

むむむ、そうですよね、そうですねぇなるほど!

って事は、私が施した塗り絵…


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色ない いろない イロナイヨ…

 

直接交流するわけでは有りませんが、SNS、webのお陰で自分の脳の可能性の外側を知ることができて嬉しいです。

 

そして、オススメブログというか読物としてとても面白く、皆様文章上手なブログです。みずみずししく感動を表現して、それを言語化して、他者が読んで更に感動する。という事をも愉しめる演劇、お芝居、物語は幸福です。(ブログの社交マナー知らないのです。勝手にURL載せるの不快でしたらすみません。その際にはお知らせください、削除いたします。)

 

かんざきさん

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tagameさん

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劇団おぼんろは観劇しに行った観客の事を「参加者」と呼びます。

 

そういうの嫌な人や、不信感を抱く人もいると思います。が、演劇、お芝居、物語は演じる人と観る人、たったそれだけの要素で成立します。

逆をいえば、そのどちらかが居なければ成立しません。

 

時間と金銭と労力を伴い、マナーもありますが、是非おぼんろの物語に触れて何かしらを感じるキッカケになればよいなと一観客(参加者)として思っております!

 

長々と有難うございました☆