アレヤコレヤの散文 あたまのなかの引き出し ソレトこれがつながる

【祝千秋楽 27日】おぼんろ『キャガプシー』2018年

こんにちは
昨日、 おぼんろ第十六回本公演『キャガプシー』 参加して来ました。

私事ですが、受けた感動や衝撃や衝動、印象等を文章に落とし込むのは全くの沈殿してからタイプでして、
咀嚼して呑み込んだり、吐き出したり。
醗酵したり、腐ったり。
なのですが、今回はおぼんろ公演中に記事を書いてみます。

なぜならば、なぜならば!
まだ未観賞、未体験 &去年の参加者で未参加の今回悩んでいる方、興味のある方の背中を押したいからです!

行くのをギリギリで悩んでいる方、わかります!私も予算を何に振分けるのかいつもギリギリ迄悩みます。

そんな、去年秋の上演作品『キャガプシー』2017年に参加した私。
そんな私が伝えます!

今回の再演『キャガプシー』2018年版とでも言いましょうか。必見!です。

詳細はこちら劇団おぼんろ公式サイト↓

obonro-web

私は今回のチケットを「超先行予約」という方法で購入しました。そのチケットは特別に購入者1人に対して1枚(何枚購入しても1枚の意)、「お友達チケット」というチケットがお得に付いてくるのです!(発売終了)
それを使って、2015年に初めて劇団おぼんろの公演に誘ってくれた友人をキャガプシーに誘いました。

本当に2015年にこの友人のお誘いがなかったら、そしておぼんろの公演スタイル「イイネ(言い値)公演」と、上演場所が吉祥寺シアターで無かったら、今の観劇を趣味にする私はいなかったと思うのです。


ということを よーくわかっているので、
「是非是非、良いから、オススメだから行ってみてください!」
と言われても、
公演チケットを手配や、料金を用意。交通費を用意。時間、予定を空ける。当日間に合うようにその場に行く。(距離があれば更に金銭的、肉体的、時間も要りますね)
観劇中お腹空かないように準備。更に、今公演は海辺でテント公演なのでそれ用に事前準備‥‥

「観劇」という事をよく「ハードルが高い」と言われるのはこういうのですよね。

私も、電車の遅延がこわいと知っていても気分がいまいちだとギリギリの予定で向かったり、劇場の近くでおにぎりやアンパン急いで食べたり、トイレがこわいので水分控えたり、寒さ暑さに対応出来るように準備したり。観劇中は身動きにも気を使うし。
そういうの理解した上で、伝えたい!


おぼんろ第十六回本公演『キャガプシー』

少しでも、おぼんろやお芝居、演劇、観劇、演技、舞台美術、照明に興味があれば参加して損は無い。と言うか、得しか無い。

友人は去年の初演キャガプシーは参加していなかったので、今回の2018年版が彼女にとっての初キャガプシーだったのですが、まっさらな状態でのキャガプシー。私とっても、彼女が羨ましいです。
完成度が格段に上がっています。初演は初演で勿論有りなのですが、今回はスケールアップとかじゃなくて、初演の経験を体験を皆で造り共有した作品をベースに、同じ演目ですが別の新しいキャガプシーになっています。

そしてそして、去年のキャガプシーには参加したけど、今回のキャガプシー参加を悩んでいる方!
是非是非、観てみて欲しいです。
初演を知っているからこその醍醐味がたっくさんたっくさん有ります!
演出(それに伴う台詞の僅かな変更)を変えるという事、良くなるように良くなるように工夫するという事が、目の前で立体的に立ち上るのですよ。舞台美術としても演技としても役者の技量としても。
私は初演と今回の違い、改善点をも一緒に嬉しみながら、物語に浸り、一緒に泣き笑いしました。

初キャガプシーの友人は「ゴベリンドン」の舞台美術が大好きな方なので、今回のシックなテントの装飾を気に入っていましたし、「ヴルルの島」から更にわかり易いのに心に刺さる物語(台本)とっても満足していました。よかったよかった!

 

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サクッと書くつもりが、暑苦しい長さになってしまいました。

細かい細かい、超個人的よかった 新・キャガプシー については、新演出のたのしみを削いでしまうので終幕後に記したいと思います。最後に、私のイチオシポイントを(出来るだけ手短に‥)ご紹介

役者の演技 って言うか、役者 演者 語り部 みてください!

さひがしジュンペイさん「ネズミ」
もう、さひがしさんの代表作でしょう!役者なら演じてみたいと思わせる役。
新演出のおかげでネズミのキャラクター、人物像が凄く深みと哀愁が増しています。
そのお陰で物語全体の印象が初演と違います。何倍も良い方向に。

わかばやしめぐみさん「ツミ」
初演で1番気になるキャラクターでした。
そのツミの魅力!全開です!=めぐみさんの魅力全開です!
彼女の心の叫びである優しいララバイともレクイエムとも言える 歌 是非聴いてください。

高橋倫平さん「ウナサレ」
子供みたいな演技、子供っぽく演じてる演技じゃなく、男の子そのものです。
「止められない笑顔」ってああゆうのありますよね~!

末原拓馬さん「トラワレ」
ア゛アァー ア゛アァー...
殆ど笑顔をみせない役。あれ?一度も無かった…?ああ!あったかも、一度だけ!
川本喜八郎さんの美しい御人形みたいですよ。必見!

本当に、初演と再演を 余り期間をあけないでこれだけの作品に昇華させた彼の才能と努力(ときっと周りのサポート)、そして参加者との関わりで生まれる相乗効果。

 

 

少しでも少しでも興味がありましたら、是非、葛西臨海公園の汐風の広場に今だけ現存している「キャガプシーシアター」へ訪れてみてくださいませ。

 

【集いたまえ 穢れを知らぬ 人間のあなた】
    キャガプシーのコピーライトより

 

追記:

物語を観て感じて、それぞれがどういう風に思うのかはわかりません。

参加者一人一人の受け止め方、思い方、捉え方、満足だったり不満だったり。

正解や不正解はありません。

 

私はおぼんろ劇団員や参加者の方が良く使う物語を「紡ぐ」と言う言い方が、しっくりこなくて、その感覚がよく分からなくて使用しなかったのですが、今回5月20日18時開演の『キャガプシー』に参加して、この日この時間だけの物語を参加した皆さんと「紡いだ」なぁと強く思いました、感じました。

色々な要因のお陰だとは思いますが、新演出のお陰で物語の起伏や陰影が深く強く濃くなり、物語へ集中して入り込めました。

 

まだ、明るい陽射しの下 想像の練習からの物語導入部の朗読、ポロンポロンと聴こえてくるもの悲しいメロディー、そこに被さるキャガプシーの漏れでる声‥‥

 

穢れを知らぬ 人間のあなた は 穢れを詰めこまれた キャガプシー の物語 をどう受け止めるのでしょうか…